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【2026/4/第4週】ナフサ調達リスク高まる

今週の主なニュース
  • 国内製造業の3割にナフサ調達リスク
  • 石油備蓄放出第2段、実施を決定

 4月19日、「国内製造業の3割にナフサ調達リスクが懸念される」との帝国データバンク調査が公表された。ペルシャ湾封鎖に伴い、石油・ナフサの供給制限の影響が各所で表れ始めている。塗料などに使用されるシンナーは価格が2倍に上昇し、品不足によって建設現場の一部は停止しているとのこと。私もメーカーで働いているが、仕入先の一部樹脂メーカーからは新規受注の停止が通達された。この状態が続けば、間違いなく店頭から商品が無くなり始め、パニック状態に陥る。日本政府は国民の混乱を招かないように「石油・ナフサの在庫は十分確保されている」と繰り返し言っているが、現実は「かなり危険な状況」に近づいていることを頭に入れておいた方がよい。

 日本政府は5月1日より、石油備蓄の追加放出を決定した。国内消費量の20日分に相当するという。第1弾の120万klに対して、今回の第2弾は580万klと6倍の量である。戦争開始前の国家石油備蓄は4500kl(145日分)であったため、単純計算で残量は3800kl(122日分)である。備蓄が底を尽きる前に、事態が解決するのを祈る他ない。

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