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私が全世界株と米国株の両方に積立する理由【メリット・デメリット解説】

全世界株式と米国株式の両方に積立する意味はあるの?
メリット・デメリットは?

このような方におすすめの記事です。

本記事の内容
  • 全世界株と米国株の両方に積立する理由
  • 両方に積立するメリット・デメリット

私は日本のメーカーで研究職として働く20代会社員です。

資産形成のために株式投資を行っており、「全世界株式インデックス」と「米国株式インデックス」の両方に積立投資しています。

毎月の積立投資状況
  • 全世界株式:100,000円/月
  • 米国株式 :33,000円/月

株式投資について勉強していくと、「全世界株式だけで十分!」とか「米国株式一択だ!」など、様々な意見が語られています。

今回は、なぜ私が全世界株式と米国株式の「両方」に投資しているのか、理由を解説していきたいと思います。

目次

私が全世界株と米国株の両方に積立する理由

私が全世界株と米国株の両方に投資している理由は次の2つです。

  • 精神的にラクだから
  • データが欲しいから

精神的にラクだから

私が両方に投資している最大の理由は、「精神的にラク」だからです。

今現在、投資信託銘柄の中で「全世界株式インデックス」と「米国株式インデックス」は2大人気銘柄となっています。

そのため、投資を始める際はこの2つから「どちらか」から選ぶ方が非常に多いのですが、必ず付きまとってしまうのが「やっぱり別の方が良かったんじゃないか?」という悩みです。

Toshi

実際に、私は米国株式で積立投資をスタートしましたが、「全世界株式の方が良かったんじゃないか」という気持ちはずっと残っていました。

投資銘柄の中に「確実に儲かる」なんて言えるものは無いので、悩み続けても答えは出ません。しかし、それでも考えてしまうのが人間です。

「どうせ考え続けてしまうのであれば、いっそのこと両方に積立してしまおう!」ということで、米国株式と全世界株式の両方に積立をすることにしています。

かなり乱暴のように聞こえますが、「長期的な株価指数の右肩上がり」を前提としているインデックス投資において、最終的に利益を得る人は「一番長く投資を続けられた人」と言えます。

自分が一番心地よい投資方法を見つけて長く続けられることこそが、資産形成の近道なのかもしれません。

データが欲しいから

本やメディアでは「全世界株派」と「米国株派」が意見を戦わせています。

そのため、株式投資の勉強をすればするほど「結局どっちやねん!」と叫びたくなるのが今の現状ではないでしょうか。

私はこのような現状で株式投資をスタートさせた身として、「最終的にそれぞれがどんな運用成績になるのかこの目で見たい」と思い、両方に投資しています。

それじゃあ、自分のお金でギャンブルしているようなものじゃん・・・。

と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、そもそもインデックス投資をするということは、長期的な株価指数の右肩上がりを前提にしていることと同じです。

運用利回りの大小はあれど、「全世界株式インデックスと米国株式インデックスはどちらも長期的にはプラスだろう」という思いで、資産運用は堅実に行いつつ、それぞれのデータも同時に取得できたらいいなと考えています(このブログでも運用結果を随時共有しています)。

全世界株と米国株の両方に積立するメリット・デメリット

全世界株式と米国株式の両方に積立する場合のメリット・デメリットについて考えてみます。

メリット
  • 精神的にラク
  • (米国株式一本と比べて)米国以外の成長も取り込める
デメリット
  • (全世界株式一本と比べて)分散が効いているわけではないことに注意
  • (米国株式一本と比べて)今後も米国が経済大国であり続けた場合にやや運用成績は低くなる

両方に積立するメリット

全世界株式と米国株式の両方に積立するメリットの一つは、先ほども述べた通り「精神的にラク」な点です。

「どっちに投資すべきか分からない…。」
「一つを選んで投資を始めたけど、別の方が良かったんじゃないかと悩んでしまう…。」

このように感じる方にとって、両方に積立投資する方法は精神的に投資と付き合いやすい一つの答えだと思っています。

また、米国株式一本に投資する場合は、(日本のバブル崩壊と同じように)米国株式全体が暴落するリスクを頭の片隅に入れておかなければなりません。

全世界株と米国株の両方に投資しておくことは、今後米国の経済が停滞し、その他の国が台頭してきた場合にもその成長を取り込める柔軟な投資手法と考えることができるのではないでしょうか。

両方に積立するデメリット

両方に積立する上で把握しておきたいのは、「両方に積立するからといって、より分散が効いているわけではない」ということです。

むしろ、時価総額に応じて既に分散されている全世界株式の中に米国株式を追加するため、米国にやや偏ったポートフォリオになることを理解しておきましょう。

また、今後も米国が世界一位の経済大国として著しい経済成長を続けるのであれば、米国株式一本の方が運用成績は良くなります。

以上を踏まえると、全世界株式と米国株式の両方に投資する手法は、精神面と資産運用面のどちらにおいてもかなり堅実(守備的)な手法であると言えるでしょう。

まとめ

今回は、私が全世界株式と米国株式の両方に投資している理由について解説しました。

私が両方に投資している理由
  • 精神的にラクだから
  • データが欲しいから

そもそも投資銘柄に「正解」なんてものはなく、それよりも大事なのは「どれだけ長く投資を続けられるか」だと思っています。

そして、投資を長く続けるためには、「自分が一番心地よい投資方法を見つける」ことが重要です。

本記事が皆さん一人一人に合った投資方法を見つける一助になれば幸いです。

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