今週の主なニュース
- アメリカーイラン停戦交渉実施も決裂
4月12日、「アメリカーイランはパキスタンの仲介で停戦交渉を実施するも、交渉は決裂した」との報道が流れた。イラン側は「攻撃の即時停止」、「核開発の権利承認」などを求めていた。しかし、アメリカ側はそもそも「核開発の放棄」を掲げて戦争を始めているので、両者が納得することはあり得ない。ホルムズ海峡は現在も解放されておらず、約1ヵ月半たった今も多くの石油タンカーが身動きできない状況である。WTI石油先物価格も100ドル前後で高止まりしており、戦争は泥沼化する可能性がある。
イラン側の停戦案
- 相互不侵略の確約
- ホルムズ海峡の管理権
- 核開発の権利承認
- 一次制裁の解除
- 二次制裁の解除
- 国連安保理決議の終了
- IAEA決議の終了
- 戦争被害の補償
- 米軍の中東撤退
- 全戦線での停戦
アメリカ側の和平案
- 核兵器保有の恒久的な放棄
- ウラン濃縮の停止
- 主要核施設の解体・閉鎖
- 濃縮ウランの引き渡し
- 厳格なIAEA査察
- ミサイル開発の制限
- 地域代理勢力への支援停止
- ホルムズ海峡の即時・完全開放
- イスラエルの生存権承認
- エネルギー施設への攻撃停止
- 30日間の暫定停戦
- 全面的な経済制裁の解除
- スナップバック条項の撤回
- 民生用原子力支援
- 履行に応じた段階的な措置
株式市場は戦争の長期化を全く織り込んでいないように見える。日経平均株価は戦争が開始してから一時51,000円台まで落ち込んだが、現在は約57,000円と戦争前の水準まで戻ってきた。しかしながら、5月の決算シーズンに入れば、原油高によるコスト増や買い控えを考慮した弱気な見通しを発表し、空気が一変して下落トレンドに入る可能性が高いと考えている。
出張で初めて長野県に行き、名物であるクルミそばを堪能した。甘味があって新鮮な味だった。長野を訪れる機会があればぜひおすすめしたい。

