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フィリピン語学留学のメリット4つ解説【オンライン英会話とは違った魅力】

「語学留学に興味ある!」
「留学してどんなものが得られるか知りたい。」

このような方におすすめの記事です。

本記事の内容
  • フィリピン語学留学のメリット4つ

「オンライン英会話もいいけど、海外へ語学留学に行ってみたい!」という方も多いと思います。

語学留学は単に英語のスキルアップができるだけでなく、海外で生活する中で様々な刺激を得ることができます。

私は大学の頃、約4ヵ月間のフィリピン語学留学に行っていました。

その当時書いていた留学ブログの記事が奇跡的に残っていましたので、留学直後に書いた文章を抜粋しながら、語学留学のメリットについて解説していこうと思います。

目次

フィリピン語学留学のメリット4つ

(以下、当時の記事より抜粋です。)

 2014年5月から4ヶ月間フィリピンに留学していました。休学して留学というと日本ではまだ珍しく、話す人全員に「留学したの?」と目を丸くして驚かれます。最初これを決断するのはかなりきついことでした。大学は4年で卒業した方がいいぞーとか、就活で不利になるぞーとか、どこまで本当かわからない社会の圧力を受けてましたから。いや、勝手に僕が感じていただけかもしれません。実際やってみて返ってきたものはすごく大きいものでしたし、今では留学に行かないという選択肢はなかったと感じています。この記事では思い出を振り返りながら、留学して何がよかったのか、書いていこうと思います。

1. 英語と向き合うことができた

 4ヶ月の留学を終えて、英語は本当にすごいツールなんだと改めて実感しました。それぞれの国で全く文化・習慣・考え方が違うのに、英語という共通のツールを持っていることで、意見し合い、理解し合うことができる。日本人同士では日本語をしゃべり、韓国人同士では韓国語をしゃべっていても、英語を話せば国境を越えて瞬時にコミュニケーションが取れる。ネットで全世界の情報と人がつながり世界がどんどん小さくなっている今、これを学ばない手なんてない!

 何かを勉強するってすごく時間がかかるプロセスだなーと感じます。去年1ヶ月だけフィリピンに短期留学したのですが、英語が上達したとは言えませんでした。代わりに、もっと英語を勉強しないとダメだ、という強い危機感は得ました。そして、今回の4ヶ月。まだまだネイティブのように流暢にしゃべることはできません。しかし、英語人口の約75%が自分のように”第二言語”として話すノンネティブと言われるこの世の中で、英語を使って生きていく土俵には立てたのかなと思います。時間がある学生時代に留学を決断したことは自分にとってプラスでした。

2. 進むべき道が明確になった

 大学1年生の頃はただ遊び、サークルをし、バイトに行き、退屈な講義を受け、およそ普通の大学生活を送っていました。そして、このままではいけない、もっと将来について真剣に考えないといけない、とおよそ普通の大学生が考えるようなことを考えていました。しかし、今まで日本の政府が敷いた学校教育のレールの上でぬくぬく育ってきたおよそ普通の学生には答えが見つかるはずもなく・・・・

 そんな私は1年前、ついに嫌気がさしてすべてを捨ててやろうと思い、高校時代の頃から「大学生になったら絶対やろう」と思っていた長期留学を決断しました。日本とは全く違う土地、誰も知らない場所でいろんな経歴を持った人と生活していると、嫌でも自分がどんな人間か突きつけられます。そして小さい頃に感じていた、あの純粋な好奇心が戻ってきて、忘れかけていた夢を思い出すことができました。この留学がなければ、今も変わらず悩み続けていた。将来についてゆっくり考えることができたのは、この留学のおかげです。

3. 若いうちに何もかも違う環境で生活する経験ができた

 よく、「大人になってから交流した方の名前は思い出せないのに、数十年ぶりに会った小学校のクラスメートの名前はすぐに出てきた」という話を聞きます。また、夢に少年時代の記憶が出てきたり、小さい頃に友達から言われた何気ない言葉や当時の風景が急にフラッシュバックしたり。忘れたと思っている若い頃の全ての実体験は無意識の中にちゃんと蓄積され、その人を形作っているのです。

 私は「まだ若い大学生のうちに海外留学できた」ということに意味があると思います。美しく壮大な自然の中で国籍の違うたくさんの人と一緒に生活できたのはすごく意味がある。この経験が将来の自分を形作り、何かいい方向へ向かうのだとしたら、留学するために決断した”休学”も非常に意義あったのかもしれません。

4. 新しい仲間ができた

 今まで20年間生活してきて、コミュニティと言えば小学校、中学校、高校という学校のくくりのみ。大学に入り課外活動やバイトで少しは学校の枠から飛び出す機会も多くなりましたが、それも微々たるものでした。それが海外に留学してみると、年齢、職業、国籍、経歴、言葉、全てが違う人と毎日のように会い、全く知らなかった世界を見ることが出来ました。話しをする時は国・年齢などの建前を捨て、一人の”人間”として会話するので(そんなの気にしても仕方ない!)、意見をぶつけ合って非常に濃い時間を過ごしました。アジアのどの国に行っても帰る場所がある。出迎えてくれる人がいる。そんな仲間が増えたのは、日本を出るまでは想像もしていなかったものすごい変化でした。

 ある人はアメリカで、またある人はタイで、オーストラリアで、世界一周旅行へ。世界を飛び回り頑張っています。彼らに共通していることは、日本ではなく世界を基準に考えていること。日本にとらわれる理由なんてどこにもないと彼らの行動が物語っていました。彼らは自分をしっかり持っていて、互いに高め合える仲間を得ることもできました。

さいごに

 いつもと変わらない安定の生活から思い切って外に飛び出すと、美しい自然に心が躍るような、世界中に仲間が増えるような、そんなワクワクがたくさん得られます。もちろん仕事を辞めたり休学したりするのはものすごい勇気が必要だけど、一歩踏み出せば視界が全く変わる。ここ日本ではきっちり4年で大学を卒業するのがいいとされていますが、イギリスには『ギャップイヤー』という制度があり、学生が1年間好きなことしてよいというモラトリアムな期間を持つことを国が奨励しているそうです。韓国ではそもそもワーホリや留学経験がないと就職できないこともあるそう。休学・留学なんて別に躊躇するほどのことじゃないということです。

 ここまで記事を読んで頂きありがとうございます。何か感じてもらえることがあればうれしいです。

P.S. 留学から8年が経った今振り返ってみても、このフィリピン語学留学は私の中で一つのターニングポイントだったと思います。帰国してからは、自分のやりたかったことを思い出して没頭することができましたし、継続的に英語を勉強して獲得したTOEIC900点で仕事が決まったりもしました。別になにか見返りを求めて留学する必要はありませんが、チャレンジした経験は必ずその後の人生を豊かにしてくれるはずです。

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