今回は、私がTOEIC900点を獲得した勉強法&勉強時間をすべて公開します。
「TOEIC900点を目指したい」
「900点に必要な勉強法・勉強時間は?」
「900点とったらどんなメリットある?」
このような方におすすめの内容です。
- TOEIC900点に要した勉強時間
- TOEIC900点を獲得した勉強法
- TOEIC900点を目指すべき理由
私は大学生の頃、春休み期間を利用して2ヵ月で795点から925点まで点数を伸ばしました。
この記事では、私が「2ヵ月間をどのように過ごし、どのような勉強をしたのか」をすべて公開しています。
TOEICの勉強法について、少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。
TOEIC900点に要した勉強時間
最初に、私が795点→925点まで点数を上げるために要した勉強時間を紹介します。
- 期間:2ヵ月(大学の春休み)
- 一日あたりの勉強時間:5時間
- 総勉強時間:300時間
「短い!」と感じたでしょうか、それとも「長い!」と感じたでしょうか。
他のTOEIC900点越え記事を見てみると、TOEIC700~800点から900点越えに達するために半年~数年が必要と主張している記事も多く見られます。
一方で、同じように2ヵ月程度で700点台から900点台に乗せている方もいらっしゃいました(例:Atsueigoさん)。
このように、やり方次第では2ヵ月で700~800点から900点を獲得するのは十分可能だと考えられます。
私は大学の冬休み(2月上旬~4月上旬)を利用してTOEIC勉強に取り組みました。
一日の典型的なスケジュールは次の通りです。
私は当時、飲食店でアルバイトしており、夜は基本的に毎日働いていました。
そのため、TOEIC勉強は昼~バイト前までとし、カフェを2軒ハシゴしながら毎日5時間程度勉強しました。
「時間」と「場所」を決めて継続すること。
これがTOEIC勉強のポイントだと思います。
TOEIC900点を獲得した勉強法
私が2ヵ月間で取り組んだ内容は次の通りです。
- 英単語1400語を復習
- 模擬問題集1冊(3回分)を3周
- 公式問題集1冊(2回分)を3周
- TED Talksを毎日20~30分聴く
- すき間時間で頻出単語・文法を暗記
英単語1400語を復習
英語はなんといっても「語彙力」が大事だと考えています。
TOEIC勉強を始めるにあたり、まずは高校時代から愛用している「システム英単語」を引っ張り出して、第1、2、5章の約1400語を復習しました。
英単語の復習を終えてから問題演習に入ることで、曖昧に覚えている単語量を減らし、調べる手間を少なくできます。
さらに、分からない単語を調べる回数が減らせると、集中力が途切れにくいというメリットもあります。
英単語の復習から始めることで問題演習を効率的に進めることができ、短期間でのスコアアップに繋がりました。
模擬問題集1冊(3回分)を3周
TOEICで高得点を獲得するために「問題形式に慣れる」ことは必須と考えます。
私は当時「究極の模試」を3周して、問題形式や頻出問題を頭に叩き込みました。
問題集を3周して思ったことは、
- 繰り返し間違う問題から未定着の単語・文法が分かる
- 自分のケアレスミスの傾向が分かる
3周もすると問題の内容(ストーリー)をほぼ覚えますが、それでも3周目で間違ってしまう問題は出てきます。
そのような問題から未定着の単語・文法やケアレスミスの傾向が明確に分かるので、重点的に復習することで点数を確実に稼ぐことができたと思います。
公式問題集1冊(2回分)を3周
TOEICを受験する上では、やはり公式問題集もやっておきたいところです。
私は模擬問題集を1冊(3周)終わらせた後、公式問題集をさらに1冊(3周)解きました。
「解説の詳しさ・分かりやすさ」では市販の模擬問題集に軍配が上がりますが、公式問題集は「実際の問題により近い」もので試験当日を想定した演習が可能です。
公式問題集についても3周し、問題形式や頻出問題を頭に叩き込みました。
また、公式問題集を解く際はより時間配分を意識して、各パートの所要時間をメモしながら解き進めました。
TED Talksを毎日20~30分聞く
1日に何時間も勉強を続けていると、だんだんと集中力が途切れてきます。
集中力が途切れたときは、息抜き感覚で、TED Talksを流し聞きしていました。
TED Talksのいい点は、
- 話自体が面白いので聞き続けやすい
- 様々な国の“英語訛り“に触れられる
- 字幕機能があるので学習しやすい
TED Talksでは様々な分野のプレゼンテーションが見れるため、自分の好きな話だけで再生リストを作ることができます。
興味ある分野の話を聞きながら、同時にリスニングの勉強にもなるので最高です。
すき間時間で頻出単語・文法を暗記
TOEICでは頻出する単語・文法問題が多く存在しており、頻出問題を確実に抑えておくことが得点アップの鍵になります。
私は有名な「特急シリーズ」から「単語特急」と「文法特急」を使って、頻出問題対策に取り組みました。
この2冊は常にカバンの中に入れておき、空いた時間があれば取り出して暗記していました。
薄い手帳のような参考書なので、カバンの容量も圧迫せず、手軽に勉強できるところもいい点でした。
TOEIC900点を目指すべき理由
900点を実際に取ってみて感じたことは、「TOEIC900点は人生を楽にする」です。
私は学生の頃925点を獲得し、その点数を持って就職活動しました。
そして、今働いている企業に入社することになったわけですが、採用理由はなんと、
「TOEICの点数が異常に高かったから」。
これは当時面接官だった方から、就職後に私が直接聞いた話です。
TOEIC900点はそれだけで採用が決まってしまうほどの強い武器なのです。
もちろん、TOEICは就職活動や昇進のための道具だけでなく、TOEICを通して身についた英語力はビジネスや海外旅行といった場面でも活躍してくれます。
TOEIC勉強は「費用対効果が非常に高い自己投資」とも言えるでしょう。
ぜひ皆さんもTOEIC高得点を目指して、日々の勉強に励みましょう!
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