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リボ払いはなぜ「やばい」のか【驚きの仕組みと消費者心理】

「リボ払いってなに?」
「リボ払いがやばいって本当?」

このような方におすすめの記事です。

本記事の内容
  • リボ払いはなぜ「やばい」のか
  • リボ払いをしてしまう消費者の心理
  • 貯金をしたいなら「リボ払い」はするな

「リボ払い」はクレジットカード支払い方法の一つです。

手軽さゆえに「リボ払いで支払おうかな…」と考える方も多いかもしれませんが、一度リボ払いを始めてしまうと、多額の利息を取られ続けることになります。

リボ払いの仕組みを知り、その”怖さ”をしっかり理解しておきましょう。

目次

リボ払いはなぜ「やばい」のか

まずは、リボ払いの仕組みについて簡単に解説します。

リボ払いは、「クレジットカード会社に”借金”して、毎月の返済を遅らせる支払い方法」です。

例えば、ある月にクレジットカードで10万円利用した場合、リボ払いの設定金額を毎月1万円にしていれば、10ヵ月間(1万円×10回)に渡って返済していくこととなります。

支払いを10ヵ月引き延ばすということは、その分の延滞料金(利息)も大きく膨らみます。

年利15%(リボ払いの平均的な利息)で支払いする場合を行うと仮定した場合、

ヵ月目支払い
残額(円)
手数料
(円)
当月の
支払額 (円)
1100,0001,25011,250
290,000 1,12511,125
380,000 1,00011,000
470,000 87510,875
560,000 75010,750
650,000 65010,650
740,000 50010,500
830,000 37510,375
920,000 25010,250
1010,000 12510,125
10万円を年利15%、毎月1万円ずつリボ払いで返済する場合

10万円の支払いを済ませるために、合計6,875円の手数料がかかってしまう計算です。

このように、リボ払いは毎月の支払いを定額で済ませられる代わりに、延滞料金として多額の手数料が「意識しないうちに」引かれていく怖さがあります。

リボ払いをしてしまう消費者の心理

多くの消費者は、余計な手数料がかかることを知ってリボ払いを選んでしまうと言います。

一体なぜなのでしょうか。

リボ払いをしてしまう消費者の心理を表す用語として「双曲割引」があります。

双曲割引とは?

「遠い将来なら待てるが、近い将来なら待てない」という、人間の”非合理的”な行動を表す用語。

例えば、国から給付金が支給されるとした場合、

  • 明日、10万円を受け取れる
  • 1年後、10万5千円を受け取れる

のどちらを選ぶでしょうか?

普通に考えれば1年後に受け取った方が「5千円もお得」ですが、少なくない数の人が「明日10万円受け取る」を選択すると思います。

「5千円」は多くの人にとって大金です。しかしながら、判断材料に時間軸が入ると、とたんに合理的な判断をしなくなります(ダイエットや貯金の先延ばしも一緒)。

人間は「目の前の誘惑」に弱いのです。

同様の心理によって、「返済を先延ばすと今月使えるお金が増える」と目の前の誘惑に負けてリボ払いを利用し、結果的に多額の手数料を払う羽目になります。

貯金をしたいなら「リボ払い」はするな

貯金をしたいのであれば、「リボ払い」は利用せず、「一括払い」するようにしましょう。

リボ払いの手数料は「本来必要のない経費」です。

本来必要のないものにお金を引かれる状況では、長期的に資産を形成していくのはなかなか難しいと思います。

リボ払いの仕組みをしっかり理解していれば、なんとなく「リボ払い」を選択することも少なくなるでしょう。

Toshi

私は「年利が何%」とか「ポイント付与」とかに関わらず、「絶対にリボ払いはしない」と最初から決めています。

以上、

リボ払いの仕組みと消費者心理について解説しました。

できるだけ不必要な出費は避けて、着実に貯金を続けていきましょう。

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