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【ネット証券比較】「投資信託」に「毎月5万円」クレカ投資する際のポイント付与率

今回は、「投資信託」「毎月5万円」クレカ投資する際、どのネット証券がお得なのか、ポイント付与率を比較していきます。

投資信託で積立投資するのにおすすめのネット証券を知りたい!

こんな方におすすめの記事です。

本記事の内容
  • 付与ポイントは2種類ある
  • 投資信託に毎月5万円クレカ投資する際のポイント付与率【ネット証券比較】
  • ポイント付与率を比較する際の注意点

クレジットカード経由で毎月一定額を積み立てる「クレカ投資」は、株式投資をしながらポイントも同時に貯めることができるため、大変人気を集めています。

一方で、ネット証券各社は様々なポイント制度を用意しているため、どのネット証券を選んだらいいか迷ってしまう方が多いのではないでしょうか。

今回は、クレカ積立時のポイント付与上限である「毎月5万円」を投資するとした場合の、ネット証券各社のポイント付与率を比較したいと思います。

目次

付与ポイントは2種類ある

付与されるポイントには、積立金額に応じて毎月付与される「還元ポイント」と、投資信託の保有額に応じて毎月付与される「保有ポイント」の2種類が存在します。

ポイントの種類
  • 還元ポイント:積立金額に応じて毎月付与される
  • 保有ポイント:投資信託の保有額に応じて毎月付与される

例えば、私はSBI証券×三井住友カードなどでクレカ投資していますが、実際に2種類のポイントが毎月付与されています。

ポイント付与の例(SBI証券×三井住友カードでVポイント付与)

投資信託でクレカ投資する時のポイント付与率は、「還元ポイント」と「保有ポイント」の合算で考えるのが良いでしょう。

【ネット証券比較】投資信託に毎月5万円クレカ投資する際のポイント付与率

では早速、投資信託に毎月5万円クレカ投資する際のポイント付与率を、ネット証券別で比較していきます。

比較するネット証券×クレジットカードは、人気の高い次の3つを挙げました。

比較するネット証券×クレジットカード
  • SBI証券×三井住友カード
  • マネックス証券×マネックスカード
  • 楽天証券×楽天カード

また、各社、投資信託の種類によっても付与率が微妙に異なるため、今回は人気の投資信託である「eMAXIS Slim」シリーズから次の2つを例に使います。

投資信託銘柄
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の場合

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」に「毎月5万円」クレカ投資する場合、各社のポイント付与率は次の通りです。

還元
ポイント
保有
ポイント
SBI証券
×三井住友カード
0.5%0.034%/年
マネックス証券
×マネックスカード
1.1%0.030%/年
楽天証券
×楽天カード
0.2%保有額ごと
に一定数
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に毎月5万円クレカ投資する場合(2022年7月時点)、※:楽天証券HPを参照
ネット証券各社のポイント付与率:「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」に「毎月5万円」クレカ投資する場合(2022年7月時点)

マネックス証券は還元ポイントが1.1%と高く、保有ポイントも高水準なため、大手ネット証券の中で最もポイント付与率が高い結果となりました。

eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)の場合

続いて、「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」に「毎月5万円」クレカ投資する場合の、各社のポイント付与率を比較します。

還元
ポイント
保有
ポイント
SBI証券
×三井住友カード
0.5%0.042%/年
マネックス証券
×マネックスカード
1.1%0.030%/年
楽天証券
×楽天カード
0.2%保有額ごと
に一定数
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)に毎月5万円クレカ投資する場合(2022年7月時点)、※:楽天証券HPを参照

先ほど示したeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の表から、SBI証券の保有ポイント付与率のみ変わりました。

ネット証券各社のポイント付与率:「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」に「毎月5万円」クレカ投資する場合(2022年7月時点)

やはり、還元ポイントが1.1%と高い分、マネックス証券のポイント付与率が高い傾向です。一方で、SBI証券は保有ポイントが高く、保有額が3000万円以上を超えてからはポイント付与率が最も高くなります。

将来的にどのくらいの金額を投資に回す予定かを考慮した上で、ネット証券を選ぶのが良いでしょう。

ポイント付与率を比較する際の注意点

ポイント付与率を比較する際の注意点として、以下の2点が挙げられます。

ポイント付与率を比較する際の注意点
  • ポイント付与率は変更される場合がある
  • 付与されるポイントの種類は異なる

ポイント付与率は変更される場合がある

今回紹介したネット証券各社のポイント付与率はあくまでも現時点での数値です。今後、ポイント付与率は変更される場合があります。

現時点での数値と割り切った上で、長く付き合えると思う証券会社を選びましょう。

付与されるポイントの種類は異なる

付与されるポイントは各社で異なるため、ポイントを利用できるサービスもそれぞれ異なってきます。

SBI証券
×三井住友カード
Vポイント
マネックス証券
×マネックスカード
マネックスポイント
楽天証券
×楽天カード
楽天ポイント
付与されるポイントの種類

「ポイント付与率」だけでなく、「ポイントの使い勝手の良さ」も頭の片隅に入れて証券会社を選択していきましょう。

さいごに

本記事では、「投資信託」「毎月5万円」クレカ投資する際のポイント付与率を、ネット証券別に比較しました。

「これがお得!」と一概に断定することはできず、「どの点を重要視するか」によって、おすすめのネット証券は変わってくるように思います。

  • どの銘柄に投資するのか
  • 将来的に投資する額はどの程度か
  • 付与率が変更される可能性を考慮しているか
  • 付与されるポイントは使い勝手の良いものか

これらを総合的に判断した上で、自分にぴったりの証券会社を選択していきましょう。

本記事が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

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