こんにちは。Toshiです。
社会人2年目からつみたてNISAを始めて、2年が経ちました。
つみたてNISAって実際どうなの?
こんな方のために、つみたてNISAの資産が今どんな状況なのか、公開していきたいと思います。
つみたてNISAを2年間運用した結果
私のつみたてNISA設定状況は次の通りです。
- 証券:SBI証券
- 金額:3.3万円/月
- 期間:2年間 (2020.8~2022.7)
- 銘柄:eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
そして、2年間運用した結果はこちら。
- 投資額:72.0万円
- 評価額:86.8万円
- 損益 :+14.8万円(+20.6%)
直近は評価額の値動きが激しくなっていますが、2年間を通してみると、右肩上がりに評価額が上昇していることが分かります。
米国株(S&P500)相場振り返り
米国株(S&P500)について、直近1年間の相場を振り返っていきます。
S&P500とは、米国の有名企業500社の株価を元に算出される株式指数です。
2022年1月に最高値を記録してからは、どんどんと下降し続けていますね。
2019年3月に始まったコロナショック。経済不況を防ぐため、各国は大幅な金融緩和を続けてきました。しかし、2022年に入って物価のインフレが顕著になり始めたため、様々な国が金融引き締めを開始すると相次いで発表。経済活動の鈍化が始まるのではないかという懸念が広がり、投資熱が冷めてきていると想定されています。
一方で、つみたてNISA枠で運用している「eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)」の評価額は、S&P500指数が低下しているにも関わらず堅調に推移しているように見えますよね。
一体なぜでしょうか?
私がつみたてNISA枠で投資している投資信託「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は、運営会社が投資家から預かった資金(円)をドルに交換し、米国企業へ投資・運用しています。円↔ドルを交換しながら資金運用するため、為替の影響を大きく受けることとなり、評価額は必ずしもS&P500指数の通りに値動きしないのです。
実際に、ここ1年間のドル/円の為替レートはどんどんと右肩上がり(円安)を続けています。「S&P500指数の低下」と「ドル/円為替レートの上昇」が互いの変動分を相殺し、結果として投資信託の評価額は堅調に推移しているのです。
今後の見通し
米国はすでに金融引き締めを強化しており、株価指数は今後しばらく低調に推移する可能性があります。つみたてNISA評価額は下がっていくかもしれません。
一方で、つみたてNISAはそもそも「20年」という長期間で運用する制度。株価指数の長期的な上昇を前提に投資しているのであれば、今後1、2年の経済の行く末に一喜一憂することはありません。
つみたてNISA枠での積立は、今後も引き続き継続していく予定です。
以上、つみたてNISAで米国株S&P500に2年間積立した結果のご報告でした。
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