『Link-U グループ』を売却しましたので、ここに記録を残しておきます。
- 運用損益:-16.7万円 (-1.6%) ※税引後
- 運用株数:10700株
- 取得金額:1052.8万円 (株価984円)
- 売却金額:1036.1万円 (株価968円)
- 配当利益:0万円 ※税引後
- 運用期間:2025.10~2025.10
売却理由
売却理由は、「損切り」です。小型株特有の「値動きの激しさ」に翻弄される形となりました。
売却した銘柄は、「Link-Uグループ」です。電子マンガサービスを提供する会社で、「世界最大級のアニメ配信を手掛けるクランチロール社と提携」のニュースリリースが発表されて、株価が急騰していました。
最初に投資したのは、ニュースリリース発表後に3連続ストップ高した後の寄り付き(10/1)でした。
株価が急騰した後の寄付で投資するのは非常に勇気が要りますが、「寄付後の時価総額は105億円と材料の大きさに対して時価総額が低い」と判断し、投資を決断しました。
その後も株価は毎日のように急騰し、株価の値上がりに合わせて、私も投資額を徐々に増やしていきました。

潮目が変わったのは、10/15の個人投資家向け説明会です。この説明会で、業績見通しの上方修正などが発表されるのではないか?と期待が高まっていましたが、特に大きな発表は無く、翌日から売りが殺到してチャートは崩れました。
その後も株価は下落を続け、買値を下回った時点で、損切りの売却を決行しました。
反省と学び

一時は数百万の含み益にもなりましたが、最終的には損切りで終わってしまいました。
反省すべき点は、「短期投資と決めていて、需給相場であったにも関わらず、チャートが崩れた時点で利益確定の売りをしなかったこと」です。
Link-Uグループの株価が急騰したのは、クランチロールとの提携により業績が上向く”だろう”という投資家の期待感でした。
したがって、投資家の期待感が剥落すれば、その時点で相場は一旦終わります。株価が2、3日連続で大幅下落した時点で、含み益が残っているうちに売るべきだったと思います。
もし、「ファンダメンタルズに基づいた長期投資」であれば、株価の調整が入ってもホールドし続けるべきです。
しかし、今回は「需給相場を狙った短期投資」だったので、チャートが崩れた時点で売る判断をすべきだったと思います。
毎日のように株価が±20%動くような需給相場に入ったのは初めての経験で、出口戦略を間違えてしまいましたが、いい経験になりました。
また、早めの損切りで傷口を最小限に抑えられたのは、せめてもの救いでした。
長期投資と短期投資をはっきりと切り分け、短期投資の場合は、チャートが崩れた時点で売却する。
これを心に刻みたいと思います。
