こんにちは、Toshiです。
2024年1月から現在まで、新NISAの枠にて新興国株式インデックス・ファンドに毎月コツコツ積立投資をしています。

新NISAって実際どうなの?
こんな方のために、新NISAでの資産状況がどうなっているのか、公開していきたいと思います。
新NISAで2年間投資した結果
まずは、私の新NISA設定状況です。
- 証券:SBI証券
- 期間:2年間 (2024.1~現在)
- 銘柄:eMAXIS Slim新興国株式インデックス
- 金額:毎月10万円+α
- つみたて投資枠:10万円/月
- 成長投資枠 :+α
そして、実際に2年間運用した結果はこちら。
- 損益 :+174.6万円(+36.4%)
- 投資額:480.0万円
- 評価額:654.6万円


2年間運用して+174.6万円(+36.4%)と、評価額は順調に増える結果となりました。
新興国株式:構成国ごとの分析
私が投資しているeMAXIS Slim新興国株式インデックスは、BRICS諸国(中国、インド、ブラジル、南アフリカ等)やアジア、中東諸国(韓国、台湾、サウジアラビア等)を中心に、時価総額比率に応じて分散投資するインデックス・ファンドです。


2025年は新興国株全体が上昇する年となりました。半導体バブルの恩恵を受けた「韓国」、「台湾」を筆頭に、不動産バブル崩壊からの立ち直りを模索する「中国」にも力強さが戻り始めています。新興国の株式市場は長年放置されてPERは非常に低い状態だったので、今後もまだまだ上昇余地はあると考えています。


eMAXIS Slim新興国株式インデックスは『円建て』の投資信託なので、株式指数の動向に加えて「為替」の影響を受けます。ここで、円に対する新興国通貨の為替レートを見てみます。


- 円安:新興国株式インデックス(円建て)の評価額は上昇
- 円高:新興国株式インデックス(円建て)の評価額は減少
2025年は日本円↔新興国通貨で為替の変動はそこまで大きくありませんでした。したがって、為替が新興国株式インデックスの評価額に与える影響は軽微で、純粋に株式指数の上昇が評価額を底上げしたことになります。
今後の投資戦略
今後も引き続き、新興国株式インデックス・ファンドへの積立投資を毎月継続していきます。
私は日本企業への個別株投資も行っていますが、国内株式や円貯金だけで資産形成する場合、どうしても「円安による資産目減りのリスク」が気になります。そのため、分散投資の観点から、外国株式へも一定量の投資をしておきたいところです。
しかしながら、巷で人気の米国株式や全世界株式(←米国株式比率が6割)は既にバブルの様相を呈しており、今からの投資先に値する状況ではないと考えます。そこで、天然資源や人的資本が豊富かつ、株価指数も相対的に割安感のある、新興国株式のインデックス・ファンドを積立投資先に選定しています。


新NISA枠での投資は10年、20年先を見据えた長期運用を考えています。新興国は2050年頃までに世界GDPランキング上位を独占することが推測されており、成長性にも期待しているところです。
- 円貯金(生活防衛資金)
- 国内株式(個別株)
- 新興国株式(インデックス・ファンド)
この3本柱で、引き続き資産形成を行っていきたいと思います。







