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私がブログで「資産公開」をする理由【読者のメリット・デメリット】

こんにちは、Toshiです。

当ブログでは「資産形成」を一つのテーマとして扱っており、定期的に私の資産運用の実績・推移を公開しています。

日本社会において「お金」の話は「タブー」として扱われることが多く、読者の中にはブログでの「資産公開」について次のような感情を抱く方がいらっしゃるかもしれません。

「公(ブログ)の場でお金の話をするなんて下品だ」

「投資の話をする人はなんか怪しい」

そんな懸念がある中、なぜブログで「資産公開」を続けるのか。読者のメリット・デメリットは何なのか。今の私の考えを記しておきたいと思います。

目次

私がブログで「資産公開」をする理由

私がブログで資産公開をする理由は、一社会人の資産形成の”リアル”に触れて頂いて、「多くの人にお金との付き合い方を深く考えて欲しいから」です。

私は社会人になりたての頃、皆さんの多くと同じように、「投資=怪しい・危ない」と捉えていました。なぜそのように考えていたのか今振り返ってみると、お金の話が世間的にタブーとされているために誰も本当のことを教えてくれず、勝手なイメージだけがどんどんと膨れていっていたのだと思います。

正しいお金の知識を持たずに社会に放りだされ、勝手なイメージだけで資産形成をスタートするとどうなるでしょうか。ある人はせっかくの投資機会を見逃して機会損失するかもしれませんし、ある人は悪徳業者の儲け話に引っかかって大損するかもしれません。

このような状況を打破するためには、「社会人の先輩たちが資産形成に関するリアルな経験を”教材”として残しておき、後輩達に伝えることが大事」だと思います。

私は、自分が実践している投資法を「正しい」とか「真似したほうがいい」と言いたいわけではありません。私が提供したいのはあくまで一つの「参考例」です。

「ごく普通のサラリーマンが給与の何割をどのように運用したら、どのくらいの期間でどのくらいの金額が増減した」。そんな、投資の”リアル”に触れていただくことで、「想像」ではなく「事実」ベースで、資産形成を考えて頂くことができると思い、資産公開しています。

読者のメリット・デメリット

ブログでの「資産公開」が読者に与えるメリット・デメリットについてもう少し深く考えてみます。

メリット

読者が享受できる一番のメリットは、「資産形成で失敗する可能性を減らせる」ことだと思います。

例えば、当ブログで公開している方法に基づき、私が順調に資産を増やすことができたとしましょう。そうすれば、私が実践した方法は資産形成の一つの「解」であったことが証明され、皆さんが参考にできるかもしれません。

一方、将来的に今の投資法で私の資産が減っていった場合はどうでしょうか。この場合、皆さんは私を「反面教師」にして頂くことができます。

どちらにしても、私の資産の推移から皆さんがなにかしらを感じ取り、自身の資産形成に役立てることができますね。

お金と上手に付き合っていく上で大事なことは、預貯金にしろ株式投資にしろ、「利回りや価格変動の”相場感”を知っておくこと」だと思います。

相場感を知っておくことで、何か情報を得た時にそれが「現実的な話」なのか「怪しい話」なのかの判別できますし、投資をして価格が大きく変動した際にも「こんな時期もあるよね」と精神をすり減らさずに済みます。

私が資産公開記事を書くときは、皆さんにその”相場感”が伝わるように心掛けながら執筆しています。

デメリット

「資産公開」に対して危惧していることもあります。それは、「読者に劣等感を与えてしまう可能性」です。

人間は「隣の芝が青く見えてしまう生き物」です。私が具体的な資産や給与を公開すると、

それに比べて俺の貯金額は…(以下略)。

もし〇年前に投資を始めていれば…(以下略)。

読者にこのような感情を抱かせてしまう可能性は少なからず存在します。しかし、私が具体的な情報(投資銘柄、投資額、投資期間など)を出し渋ってしまうと、一気に「情報の精度」が無くなってしまいます。

これでは、結論だけ書かれていて実験手順と実験データが乗っていない学術論文みたいなもの。全く使い物になりません。

読者に劣等感を与えてしまう可能性を考慮しつつも、「情報の有益性」を担保するために、ブログでの「資産公開」は必要と考えている次第です。

さいごに

本記事では、私がブログで資産公開する理由と読者のメリット・デメリットについて解説しました。

繰り返しになりますが、私は自分が実践している投資法を「正しい」とか「真似したほうがいい」と言いたいわけではありません。

資産形成の”リアル”を理解して頂いて、自分自身に合った方法はなんだろうか、じっくり考えてみて下さい。

株式投資に興味を持っている方は、下記記事も参考になるかと思います。よかったらどうぞ。

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