こんにちは、Toshiです。
2025年3月をもって社会人6年目が終了しました。本記事では、この6年間の私の資産形成について、振り返っておきたいと思います。
- 社会人6年目の貯金額
- 毎月の収支内訳
お金の話はタブーとされる風潮の中で、私は「一社会人のリアルなお金事情に触れてもらうことが、読者の為になる」と考えており、ブログで資産推移を公開しています(私がブログで「資産公開」をする理由)。
社会人として働き始めてから6年の間、どのように資産形成し、結果として金融資産はどのような推移を辿ったのか…。ありのままをお伝えしますので、参考になる部分があれば幸いです。
社会人6年目の貯金額
さっそくですが、社会人6年目の貯金額を公開していきます。
貯金額は、1955万円となりました。

個別株 (日本株式) | 1194万円 |
インデックス・ファンド (新興国株式) | 417万円 |
現金 (財形貯蓄含む) | 344万円 |
合計 | 1955万円 |
現在は「日本株式」と「新興国株式」の両軸で資産運用を行っています。昨年度は特に「日本企業への個別株投資」が花開いた年でした。
日本株式(個別株)
日本株式ですが、日本人であることの「地の利」を生かすべく、個別株投資に挑戦しています。
現在の保有銘柄は「DeNA」の1銘柄のみです。

DeNAは、「スマホゲーム」や「プロスポーツ運営」など、様々な分野でエンタメを届ける企業です。
2025年10月にリリースしたスマホ版ポケモンカードゲーム『ポケポケ』が大ヒットを記録しており、業績も急拡大中しています。過去の『パズドラ』や『モンスト』で起こったような大相場が来る可能性を感じ、投資を行いました。

新パック解禁の度に世界各国でセールスランキング1位を記録するなど勢いは未だ衰えておらず、株価にもまだまだその全貌が反映されていないと考えており、株式保有を継続しているところです。
日本株は各国の株式市場と比べて割安株が多く、魅力的な銘柄がたくさん存在します(アメリカS&P500のPER=25倍に対し、日経平均株価のPER=15倍)。余力があれば買いたい銘柄も複数あるので、今後もしばらくは日本株式がポートフォリオの大半を占めるかと思っています。
新興国株式(インデックス・ファンド)
新NISA(つみたて投資枠・成長投資枠)では、「新興国株式インデックス・ファンド」に毎月つみたて投資を行っています。
- 証券:SBI証券
- 金額:10~30万円/月 (新NISA枠)
- 期間:2024.1~現在
- 銘柄:eMAXIS Slim新興国株式インデックス

「新興国株式インデックス・ファンド」を選んだ理由は主に2つあります。
- 構成割合として最も大きい「中国」が割安水準である。
- “若い”国が多く、これからの経済成長に期待している。
- バブル真っ只中の米国株が含まれていない。

地政学の影響や不動産バブル崩壊を受けて、中国経済が一時的に停滞しているのは事実です。しかし、長期的なトレンドを考えると、次のような「時代の流れ」は変わらないと考えています。
- 経済の中心はアメリカから中国へ
- BRICSを中心とした経済圏が世界の表舞台へ
私は「安く買って高く売る」という株取引の大原則から、「誰もが悲観的な時ほど株は買い時」と考えているので、”中国崩壊論”が世論を席巻している間に、どんどん積立しておきたいと思います。
興国株の構成国は資源国家(中東、アジア諸国)も多く、すでに到来しつつある「インフレ時代」に恩恵を受けやすいと考えています。さらには、AIバブルで沸いている米国株が含まれておらず、割安なバリュエーションで積立できるのも魅力です。

以上の理由から、「新興国株式インデックス・ファンド」をつみたて投資先に選択しています。
毎月の収支内訳
本記事をより具体性のある内容とするため、私の手取り水準や収支内訳についてもまとめておきます。
社会人1~6年目の手取り水準(ボーナス除く)は、およそ19万→20万→23万→25万→27万→28万と推移しています。また、毎月の収支内訳は、平均するとおおよそ以下の通りです。

社会人6年目の資産額1955万円の内、株式投資で増えた累計利益は約400~500万円程度です。初期は単純な現金貯金がほとんどだったのですが、6年目にして元手が大きくなってきたこともあり、ようやく株式投資の力を感じ始めたところです。
逆に言えば、資産形成の初期は「貯金」の寄与度が大きいとも言えます。若いうちから堅実にコツコツと資産形成することの重要性が身に沁みて感じられます。
さいごに
本記事では、社会人6年目の貯金額について振り返りました。
お金の話はタブーとされる風潮の中で、同じ時代を生きる一人の人間が『資産形成の歩み』をリアルに公開することで、

なるほど、そんな考え方をしている人もいるんだ。



う~ん、私だったらこうするかな。
と、皆さんがイメージが膨らむような”材料”を提供できたらいいなと思っています。
直近の世界情勢を見ると、アメリカの関税発動などにより不確実性が増し、株式市場も日々大きく揺れています。
これまで株式市場を引っ張ってきた米国株も調整局面に入っており、いつ暴落してもおかしくない状況だと思っています。
世界の変化にすぐ対応できるよう、市場を注視しつつ、売り時・買い時を虎視眈々と狙っていきたいですね。
以上、本記事が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。