こんにちは、Toshiです。
2024年1月に新NISA制度が始まってから、新興国株式インデックス・ファンドに毎月コツコツ積立投資をしています。
新NISAって実際どうなの?
こんな方のために、新NISAでの資産状況がどうなっているのか、公開していきたいと思います。
新NISAで1年間投資した結果
まずは、私の新NISA設定状況です。
- 証券:SBI証券
- 期間:1年間 (2024.1~今日)
- 銘柄:eMAXIS Slim新興国株式インデックス
- 金額:毎月30万円
- 成長投資枠 :20万円/月
- つみたて投資枠:10万円/月
そして、実際に1年間運用した結果はこちら。
- 損益 :+25.6万円(+7.1%)
- 投資額:360.0万円
- 評価額:385.6万円
1年間運用して+25.6万円(+7.1%)と、評価額は堅調に推移する結果となりました。
新興国株式:構成国ごとの分析
私が投資しているeMAXIS Slim新興国株式インデックスは、BRICS諸国(中国、インド、ブラジル、南アフリカ等)やアジア、中東諸国(韓国、台湾、サウジアラビア等)を中心に、時価総額比率に応じて分散投資するインデックス・ファンドです。
今年は半導体バブルの恩恵を受けた「台湾」を筆頭に、不動産バブル崩壊からの立ち直りを模索する「中国」にも力強さが戻り始めています。「インド」はPERで割高水準にあり、しばらくは調整局面が続きそうですね。「韓国」、「ブラジル」は横ばいを続けていますが、既にかなり割安水準なので、下値余地は小さいと考えています。
eMAXIS Slim新興国株式インデックスは『円建て』の投資信託なので、株式指数の動向に加えて「為替」の影響を受けます。ここで、円に対する新興国通貨の為替レートを見てみます。
日銀が2024年8月に金融緩和政策の大幅な見直しを発表して以降、過度な円安は徐々に是正され始めています(キャリートレードの巻き戻し)。より円高方向に動けば、円の購買力が高まり海外株を多く買えるので、できるだけ積立期間中に円安が是正されてほしいところです。
今後の投資戦略
今後も引き続き、新興国株式インデックス・ファンドへの積立投資を毎月継続していきます。
私は日本企業への個別株投資も行っていますが、国内株式や円貯金だけで資産形成する場合、どうしても「円安による資産目減りのリスク」が気になります。そのため、分散投資の観点から、外国株式へも一定量の投資をしておきたいところです。
しかしながら、巷で人気の米国株式や全世界株式(←米国株式比率が6割)は既にバブルの様相を呈しており、今からの投資先に値する状況ではないと考えます。そこで、天然資源や人的資本が豊富かつ、株式市場もそこまで過熱していない、新興国株式のインデックス・ファンドを積立投資先に選定しています。
新NISA枠での投資は10年、20年先を見据えた長期運用を考えています。新興国は2050年頃までに世界GDPランキング上位を独占することが推測されており、成長性にも期待しているところです。
- 円貯金
- 国内株式(個別株)
- 新興国株式(インデックス・ファンド)
この3本柱で、引き続き資産形成を行っていきたいと思います。
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