こんにちは、Toshiです。
2024年1月に新NISA制度が始まってから、新興国株式インデックス・ファンドに毎月コツコツ積立投資をしています。
新NISAって実際どうなの?
こんな方のために、私のNISA口座での資産運用状況がどうなっているのか、公開していきたいと思います。
新NISAで半年間、新興国株式に積立投資した結果
まずは、私の積立設定状況です。
- 証券:SBI証券
- 期間:半年間 (2024.1~)
- 銘柄:eMAXIS Slim新興国株式インデックス
- 金額:30万円/月
- 成長投資枠 :20万円/月
- つみたて投資枠:10万円/月
そして、実際に半年間投資した結果はこちら。
- 投資額:170万円
- 評価額:192万円
- 損益 :+22万円(+13%)
半年で+22万円(+13%)と、評価額は堅調に上昇しています。
新興国株式インデックスの好調要因分析
新興国株式インデックスは、中国、インド、ブラジル、南アフリカ、サウジアラビアなどのBRICS諸国や、韓国、台湾などのアジア諸国に分散投資するインデックス・ファンドです。
直近は、「最も構成比率の大きい中国における不動産バブル崩壊」や、「欧米諸国の金利上昇に伴う世界的な景気後退」が表面化しています。新興国の株式指数を見ても、直近半年間は平均して+数%程度の上昇と、力強さは感じません。
では一体なぜ、新興国株式インデックスの資産評価額は半年間で+13%と、株価指数の上昇以上で推移しているでしょうか。それは、主に円安(新興国の通貨に対する円の価値下落)に起因しています。
円の価値が下落することで、相対的に新興国の通貨や資産の価値が上がります。このようにして、現地通貨に円を交換して投資する新興国株式インデックス・ファンドの評価額は、各国の株式指数の上昇以上の増加率を示しているのです。
今後の見通し
今後も引き続き、新興国株式インデックス・ファンドへの毎月の積立投資を継続していきます。
私は国内企業への個別株投資も行っていますが、国内株式や円貯金だけで資産形成する場合、どうしても「円安」による資産の目減りが気になります。そのため、分散投資の観点から、外国株式へも一定量の投資をしておきたいところです。しかしながら、巷で人気の米国株式はバブルの様相を呈しており、今から投資先に値する状況ではありません。そこで、天然資源や人的資本が豊富かつ、株式市場もそこまで過熱していない、新興国株式のインデックス・ファンドを投資先に選定しました。
「円安」は新興国株式インデックス・ファンドにとってプラス要因です。一方で、もしも「米国の株式バブル崩壊」が起きれば、新興国の株式市場も一緒に暴落する可能性があると考えます。
いずれにしても、新興国株式への投資は10年、20年先を見据えた長期運用を考えているので、直近の評価額の上下は気にせず、淡々と積立していきたいものです。
- 円貯金
- 国内株式(個別株)
- 新興国株式(インデックス・ファンド)
この3本柱で、引き続き資産形成を行っていきたいと思います。
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