一昨日の2/7(金)、ポケポケ運営元『DeNA』から3Q決算が発表されました。ポケモンカードゲームアプリ「ポケポケ」の業績寄与度が確認できる最初の決算なので、早速確認していきます。
目次
『DeNA』の3Q決算について
DeNAの3Q決算は、以下のような結果となっています。
DeNA四半期業績(2025.3月期3Q)
- 売上:465億円
- 営業利益:155億円
- 純利益:128億円

売上・営業利益・純利益ともに急回復しています。
業績が好調な要因はもちろん「ゲーム事業」です。「ポケポケ」リリースによって、ゲーム事業のセグメント損益が爆増しています。

質疑応答では、「ポケポケのユーザー継続率は、他タイトルと比較しても非常に高い」とコメントがありました。今後もゲーム事業は高水準の売上・利益が期待できそうです。
私は過去の記事で、「2025年度通期のDeNA業績は、純利益で少なくとも130~150億円程度ではないか」と想定していました。蓋を開けてみると、3Q累計で既に150億円を超えてきました。嬉しい方のサプライズです。
4Qで仮に100億円程度の純利益が出るとすると(3Q実績は128億円)、通期では250億円程度の純利益となります。現在のDeNAの時価総額は3700億円なので、PERに換算すると今年度は15倍程度の水準です。
また、来年度も毎四半期100億円程度の利益が見込めると仮定すれば、来年度ベースではPER=10倍の割安水準と計算されます。
「DeNAの株価はまだまだ上昇余地が残されている」と私は考えており、現段階では、このまま保有継続の判断としました。
次の決算も良い数字を期待し、世界に誇る日本のIPコンテンツ産業を応援したいと思います。